キッチンは家庭の心臓部とも言える場所です。
料理をするだけでなく、家族が集まる場所でもありますよね。
そこで重要なのが、照明の色と明るさ。
この記事では、キッチンの照明の色と明るさの選び方について、その基本と影響を解説します。
新築やリフォームを考えている方、または照明の色に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
◻︎キッチン照明の色の基本
キッチンは食材の色や質感を正確に把握する場所です。
そのため、昼白色の照明が一般的に推奨されます。
しかし、オープンキッチンの場合、リビングとの一体感も考慮に入れたいもの。
そこで、全体の照明は電球色にし、作業用の照明だけを昼白色にする方法があります。
状況に応じて照明の色を使い分けることが重要です。
照明の色には「色温度」という概念があるのをご存知でしょうか。
色温度とは、照明の色がどれだけ暖かいか、または冷たいかを数値で表すものです。
色温度が高いと白く、低いと赤みがかかります。
照明の色を選ぶ際の鉄則として、「同じ空間は同じ色にする」というものがあります。
特にオープンキッチンでは、リビングとの一体感を大切にしたいため、同じ空間では同じ色を使用することを意識しましょう。
また、温白色は、電球色と昼白色の中間の色です。
温白色はどの空間にもなじみやすく、多くの場合で使いやすいですよ。
特にオープンキッチンの場合、温白色はリビングの電球色とも調和しやすいため、おすすめです。
◻︎キッチン照明の明るさの選び方
*明るさの判断
LED照明の明るさは「lm(ルーメン)」で表示されます。
この「lm」が大きいほど、照明は明るくなります。
一般的には「畳数×400lm」が明るさの目安とされています。
*照明器具の選び方
照明器具を選ぶ際は、その明るさだけでなく、どの箇所にどれだけの明るさが必要かも考慮する必要があります。
例えば、作業台付近だけはスポットライトやダウンライトで照らし、それ以外は少し暗めにするといった工夫もできます。
また、「lx(ルクス)」は、照明から照らされた箇所の明るさを表す単位です。
この「lx」も照明選びにおいては重要なポイントです。
*設計士との相談
明るさを選ぶ際には、設計士との相談もおすすめです。
特に、キッチンの間取りや照明の位置によっては、「lx」が変わる場合もあるため、専門的なアドバイスが役立ちます。
◻︎まとめ
キッチンの照明選びは、ただ明るいだけでなく、色や明るさによってもその機能性や雰囲気が大きく変わります。
この記事で紹介した基本的なポイントを押さえ、自分の理想とするキッチン空間を作り上げてみてください。
また、住宅の建設をお考えの方は、当社でサポートいたします。
お問い合わせお待ちしております。