パッシブデザイン。
最近では聞きなれた言葉のようで、実際はよくわからない言葉・・・
調べてみると、
「特別な機械装置を使わずに、建物の構造や材料などの工夫によって熱や空気の流れを制御し、
快適な室内環境をつくりだす手法」とあります。
なんとなく分かるのですが、日常で使うこともないので、なかなか共感はできないですよね。
そう!
この手の問題の糸口は「共感」なんです。
お客様にとってどのような状態になれば「パッシブデザインっていいよね」「それ、取り入れたい」って思うのか。
パッシブデザインセミナーが、その答えを教えてくれました。
「夏涼しく、冬暖かい、風が通って、明るい家」をつくること。
それが、パッシブデザインです。
四季のある日本において、夏の蒸し暑さや冬の厳しい寒さをしのぐことは必要不可欠です。
それが住まいにおいても必要なことは、一目瞭然ですよね。
もちろん、一概にパッシブデザインと言っても、いろんな要素が重なっている必要があるのですが、
考え方として分かっているのと分かっていないのとでは全然違うのかなと。
もう少し具体的にお話しすると、「うちが建てる家は断熱性能がすごいんです」、
「うちは夏の日差しを妨げる工夫が随所にしています」といった歌い文句には注意が必要です。
ありえないですが、「風通しを重視して昔の家づくりを継承しています」なんて、もう不安です。
最初にお伝えしたように、パッシブデザインとは、
「夏涼しく」「冬暖かい」「風が通って」「明るい」すべてが網羅された家づくりのこと。
そのために最新の技術を駆使したり、自然現象(夏冬の太陽高度や日射時間、季節ごとの風向など)を取り入れながら、
多くの方が理想とする「夏涼しく、冬暖かい、風が通って、明るい家」をつくり出すのです。
他にも、国の定める住宅性能の基準値などにも、実は色んな落とし穴や、知らないと怖いポイントがたくさんあります。
詳細については、家づくりの学び場「家づくりLibrary」でもご紹介していきますので、是非ご覧ください。
また、WHALE HOUSEでは、このパッシブデザインを取り入れた家づくりを積極的に行っています。
是非、考え抜かれたデザインの工夫を現場見学会に見に来てください!