一般家庭で太陽光発電と使用し、自家消費のみの運用を検討している方もいらっしゃると思います。
そこで今回は家庭で太陽光発電の自家消費のみを運用する仕組みや必要な費用について紹介していきます。
太陽光発電について知りたい方必見です。
□家庭で太陽光発電の自家消費のみを運用する仕組みは？
家庭用の太陽光発電では、発電した電力は基本的に「自家消費」と「余剰売電」の2つの用途に分かれます。
自家消費とは、発電した電力を家庭内で利用することで、電力会社からの購入量を減らして電気料金を節約できます。
一方、余剰売電とは、自家消費しきれなかった余った電力を電力会社に売ることです。この場合、売った分の電力に応じて所定の金額が口座に振り込まれます。
太陽光発電システム自体は、自家消費と余剰売電のいずれにも使用できますが、余剰売電をするためには、「事業計画認定申請」と「系統連系申請」という手続きが必要です。
□太陽光発電の設置に必要な費用を紹介！
太陽光発電の設置に必要な費用は2つあるので紹介します。
＊本体価格と設置費用
太陽光発電の導入において、太陽光発電パネルが約17.1万円、パワーコンディショナが約4.2万円、架台が約2.1万円、その他設備が約0.2万円、工事費が約6.6万円になっています。
設置費用は年々下がってきているものの、まだまだ簡単に導入できる価格ではないと言えるでしょう。
また、設置するには太陽光パネルに耐久できるだけの屋根も必要となってきます。
そのため、屋根の耐久性が低い場合は屋根の工事費用も負担しなければいけません。
＊ランニングコスト
まずは運転の電気代になります。
太陽光発電パネルによって生成された電力を家庭で利用するためには、パワーコンディショナやモニターなどの機器が必要ですが、昼間は太陽光発電パネルから供給される電力を利用するため、電気料金はほとんど発生しないでしょう。
さらに清掃費もかかります。
通常、太陽光パネルは雨によって汚れが洗い流されますが、木の葉や埃などの汚れが積もり、発電効率が低下したり、鳥の巣ができたりする場合には、パネルの清掃が必要になる可能性があります。
一般的には、パネルの清掃費用は1回あたり5万円から10万円程度が相場とされています。
＊メンテナンス費用
通常、太陽光発電パネルは長期間（約20〜30年）にわたって使用できますし、交換の必要性はほとんどありませんが、不安な方は定期的にすると良いでしょう。
□まとめ
今回は家庭で太陽光発電の自家消費のみを運用する仕組みや必要な費用について紹介しました。
太陽光パネルは環境にいいものの代表としてよく挙げられているので気になっている方も多いと思います。
ぜひ今回の内容を参考にして取り入れてみてください。
