神戸を舞台にした映画やドラマはたくさんありますが、個人的にすごく好きな映画に中谷美紀さん主演の 繕い裁つ人 があります。
祖母の志を受け継いで、その人だけの、一生添い遂げられる洋服を作り続ける、そんな南洋裁店のお話し。
物語はとてもゆるやかで、見終わった後のほっこり感は何とも言えません。
見どころはやっぱり神戸の名所を舞台とした人と人とのつながり。
雑貨店ナイーフや珈琲店サンパウロ、旧グッゲンハイム邸、神戸大丸といった今でも実在する場所に、まるで普段からそこで暮らしているかのようにフィットした個性豊かな俳優さんたち。
上映中、何度も「うんうん!」ってなりました。笑
映画の中で主人公が「着る人の顔の見えない服は作りたくない」と言うシーンがあります。
既製服が溢れた現在にはない、その人だけの、その人の人生が詰まった服。
そこには個人の思い出だけでなくその服に関わったすべての人たちとのつながりがあるのだと。
私たちが大切にする家づくりと何だか似ている気がして嬉しくなりました^^
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