快適な暮らしを送るために重要となるキーワードが「断熱性」です。
しかし高気密高断熱にすると良い理由はわからないという方もいると思うので今回は平屋を高気密高断熱するメリットを紹介します。
□高気密高断熱の家ってどんな家？
高断熱高気密住宅とは、断熱材を壁・床・天井などに使用して高い断熱性と気密性を実現した住まいのことです。
「断熱」とは、家の内外の環境を分け、熱の伝わりを最小限にするために壁などに断熱材を充填したり、外側から覆ったりすることです。
「気密」とは、家の隙間を極力なくし、内外の空気の交換を防ぐことです。
高断熱高気密住宅は、一般的に省エネルギー基準を上回る断熱気密レベルを備えており、これは高断熱高気密住宅の目安となります。
「断熱等性能等級」という国の住宅性能表示項目では、次世代省エネルギー基準を満たすことが最高ランクである「等級4」に相当しています。
□平屋を高気密高断熱にするメリットって？
平屋を高気密高断熱にするメリットを２つ紹介します。
1.夏が快適になる
高断熱・高気密な平屋の利点は、夏季における室温上昇を防ぐことです。
高断熱・高気密な住宅は、どの住宅においても重要ですが、平屋においては特にそのメリットが際立ちます。
なぜなら、平屋には「2階や3階のない構造のため、夏において全体的な室温上昇がより抑えられる可能性がある」という特徴があるからです。
2.「ロフト」や「小屋裏収納」も有効活用できる
高気密高断熱によって、夏の室温上昇を抑えやすくなることから、収納スペースとしての「ロフト」や「小屋裏収納」も有効活用できます。
他にも平屋を高気密高断熱にすることで「階段がなくバリアフリーなデザインで、長期間快適に住み続けられる」という点や、「家事の動線が効率的である」という点、さらに「家族が一緒に過ごしやすくコミュニケーションが増える」という点など多くのメリットがあります。
また、「広い土地がないと平屋は建てられないのではないか」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、最近ではコンパクトで快適なサイズの平屋住宅も増えてきているので、家を建てる際には、平屋の選択肢も検討してみることをおすすめします。
□まとめ
今回は平屋を高気密高断熱するメリットについて紹介しました。
当社でも家づくりに関する疑問、要望、予算など、何でもお聞きしています。
今回紹介した平屋の高気密高断熱についての疑問や家づくりに関して興味のある方はぜひいらっしゃってください。
