故きを温ねて新しきを知る

先日、尾道に遊びに行く機会があり、とてもおもしろい街だなと感じましたので、
少しご紹介させていただきます。

 

何が「おもしろい」と感じたのかと言うと、昔と今の融合。
故きを温ねて新しきを知る。

ぴったりな言葉が見つからないのですが、要するに、昔の良いものを残しつつ、
今の時代に合うように作り変えてうまく使っている街といった印象。

流行りのフォトジェニックな写真が撮れそうな、
それでいて、どこか懐かしさもあるゆったりした時間が流れる街でした。

 

その中でも、一番目を惹かれたのは、
もともと銭湯だった「大和湯」を改装して作られたこのお店。

外観はもちろんですが、置いているものや店内の看板、
壁のタイルまで、昔の銭湯の面影があちこちに。

ロッカー(下駄箱?)や浴室内の鏡、体重計なども当時のままで、
無駄にテンション上がりまくりのお店でした。笑

地元産のジュースや調味料が買えるだけでなく、
地元の食材を使った食事ができるカフェとしても人気だそうです。

 

 

他にも、昔の面影が残った看板や外観をうまく生かしたお店がいっぱいで、
ふらふらと散策しているだけで何時間でも楽しめる街並でした。

中には閉鎖したまま営業されていない店舗もあり、このまま取り壊される前に、
もっといろんなお店が入って活気が出れば良いのになと心底思いました。

  

 

街の活性化や観光事業の発展で、最新の技術や流行りを取り入れた最先端の建物も良いとは思います。

しかし、まだまだ使えて、尚、何年も使い込んだものにしかない雰囲気や趣は人の心を温かくします。

 

住まいも同じです。

最新の設備や新しいものにもその良さがあるように、使い込んだものにしかない良さがきっとあります。

だからこそ、私たちは永く愛着を持って暮らせる家を残していかなければいけないのだと思います。

流行りや流行に左右されない、何年先でもご家族が心地よいと思える暮らしを一緒に探しませんか?

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