建築の仕事をさせて頂いていると、長年そこでご家族の成長を見守り続けてきた植木を抜根せざるを得ない時があります。確かに木も生きています。考え方は色々あると思いますが、私個人としては偏に悪い事とは思いません。
ただ、お客様にはお願いしたいです。
葉の色が変わったり、新芽がでたり、実がなったり、鳥がとまったりした“思い出”を忘れずにいて下さい。
私は植木屋さんでも樹木医でもないので、大層な事は言えないけど、それでいいんじゃないかなって思います。
考えすぎて生活の不自由を我慢してリフォームや建替に踏み込めない事を知っていながらそこにいるより、ちゃんとありがとうをしてちゃんとさよならしてもらった方が木も嬉しいんじゃないかな。
植木は住まいの質を何倍にも上げてくれます。
ぜひ、よい植木と出会って下さい。
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