今朝、何気なくテレビを見ていると「主婦のおこづかい事情」というトピックスが特集されていました。
景気は回復していると言われているものの、実際に世の大半の家庭ではまだまだ厳しいのが現状で、「どうせ減ったことへの不満総集編とかなんだろうな」とあまり気にせず身支度をしたのですが、『主婦のおこづかいは減っている半面で、ママ友などと過ごすランチの予算は増加傾向』という何とも相反するデータが出てきてちょっと見入ってしまいました。
結論からいうと、収入減が原因というよりは、年金制度の見直しなどで不安視される老後の生活を考えて少しづつ貯蓄をし出した、その結果、一番削減されやすい「主婦のおこづかい」という項目が減ってしまったということのようです。
ただ、いくら老後のためとはいえ、友達付き合いやリフレッシュを無くしてまでというのはしんどいので、生活費などを見直してどうにか「おこづかい」を算出しているという主婦の努力が特集されていました。
しかし、生活費を見直すといっても子供の教育費や実際にかかる食費や住居費はなかなか削減することが難しく、「昼間は電気を付けない」や「お風呂をためない」などものすごく地道な努力がその裏にはあることに驚きました。
WHALE HOUSEの家づくりの考え方に「省エネルギー」というものがあります。
家自体の性能を上げ、自然の力(太陽や風や影)を利用することで、エアコンなどの設備機器に頼らない(=エネルギーを使わない)暮らしを行うというものです。
日中電気を付けなくても太陽の光で生活ができたり、風の通りを良くすることでエアコンを付けずに過ごせたりと、「暗い中で不便ながら過ごす」なんてことをしなくても、おのずと削減ができるという仕組みです。
とはいえ、家の性能は建てる時にしか考えられないものです。
だからこそ、家づくりのプロである私たちはお客様の未来も見越したご提案をする必要があるのだと改めて感じました。
※WHALE HOUSE住宅性能についてはホームページ内でご紹介しておりますので是非ご覧ください。