神戸で注文住宅を買うのに、どのくらいの予算を使うかを迷っていませんか?
購入予算を考えるのは難しいかもしれませんが、決められた手順を踏むことで無理のない予算を算出できます。
本記事を参考にして購入予算を考え、注文住宅購入の参考にしてみてください。
□予算を決定するための3ステップ
購入予算は家計で無理をすることなく家を買える価格のことを指します。
家を建てるのに貯金をすべて使い切ってしまっては、引っ越したあとの生活やもしもの病気などのときに支障が出てしまいます。
住宅ローンの借り入れ額も考慮した上で予算を決定する方法を解説します。
*使える現金を考える
まずは手元にある現金から、どれだけを家に使えるかを考えましょう。
新居を建てたあとには入居費用として引っ越しや家具の購入に費用が掛かりますし、病気やケガに備えて数か月分の生活費は残しておきたいところです。
これらの必要な現金を手元の現金から引いた額が使える現金です。
*住宅ローン借入額を考える
続いて住宅ローンとしていくら借り入れるかを考えますが、まず考えるべきは毎月に返済できる額です。
住宅ローンの返済額の基準として、収入の25%以内に収めるのが安全な基準と言われています。
例えば月収が30万円の場合、毎月返済額は7.5万円に収めます。
生活スタイルの違いがあるので25%という数字を鵜呑みにしてはいけませんが、一つの基準にして考えてみてください。
毎月に返済できる額が想像できたら、返済するまでの年数を考えてかけ合わせればおおよその借入額がわかります。
例えば30年で返済する予定なら、30×12の360をかけ合わせましょう。
先ほどの例なら7.5×360=2700万円となります。
ただし実際には金利がかかるので、借り入れられる金額は計算した額よりも少なくなります。
金利は借入先によて異なりますので、ネット上にあるシミュレーターを使って計算してみましょう。
※2019年度版住宅ローンの動向
*最終的な購入金額を計算する
これまでに計算した使える現金の額と住宅ローン借入額を足し合わせれば購入可能金額になりますが、最後に除かなければならない諸費用があります。
注文住宅を買うとなると、必要な税金や手数料で物件価格の8%程度がかかると考えましょう。
こちらは建設業者などに相談してみてください。
□まとめ
注文住宅を購入する際の、購入予算の決め方について解説しました。
購入予算を決めるのに大切なのは、無理をしないことです。
入居費用や生活費を考慮し、収入に合わせた住宅ローン借入額を想定することで、憂いのない状態で新生活をスタートさせましょう。