無垢材は集成材よりもいいものだと思われている方も多いのではないでしょうか。
無垢材には、調湿作用がある、身体に優しいなどメリットがあります。
小さいお子さんがおられる方や、健康に気をつけている方には特におすすめです。
今回は、注文住宅に無垢材を用いるメリット、注意点について神戸の業者が詳しく解説します。
□注文住宅に無垢材を用いるメリットとは
注文住宅に無垢材を用いるメリットは、3つあります。
1つ目は、経年変化を楽しめることです。
新築の住宅を買っても時とともに色合いが変化し、次第に良さが薄まっていくものです。
他の建材であれば、気にする人もいるでしょう。
しかし、無垢材はその心配がありません。
種類により変化の仕方がさまざまで、濃くなったり、木目が際だったりします。
施工したばかりの真新しいのもいいですが、年季が入り味が出てきたのも心惹かれるのではないでしょうか。
2つ目は、調湿作用があることです。
コロナ禍の影響もあってか例年より加湿器を買い求める人が増えています。
無垢材には調湿作用があり、湿度が高い時には湿気を吸収し、逆に湿度の低い時には水分を吸収し乾燥を防いでくれます。
感染のリスクを減らし、快適な空間を与えてくれる、一石二鳥の存在ではないでしょうか。
3つ目は、身体に優しいことです。
以前新築に移られた方でシックハウス症候群に悩まされて人がいるかもしれません。
シックハウス症候群とは、花粉に似た症状で、皮膚や目がかゆくなったり、めまい、頭痛といった症状が起きたりするものです。
建材や化学物質に有毒ガスが含まれていることが原因で、主に複合フローリング材が採用されていることで起こります。
しかし、無垢材フローリングは、科学接着剤などが使われていません。
人に優しい木材であると言えるでしょう。
□無垢材を用いる際の注意点について
無垢材の魅力として、先ほど3つのメリットを紹介しました。
しかし、これらの魅力を保持するには、こまめな手入れが必要です。
調湿効果を保つためには、木材の表面に何も塗らない天然塗料で仕上げる必要があるため、水には弱いです。
また、反りが出てきた時には、メンテナンスをする必要があります。
しっかり手入れをして無垢材のパフォーマンスを下げないようにして下さい。
□まとめ
無垢材は、価格が高いもののその分、経年劣化を楽しめる、調湿効果がある、身体に優しいなどのメリットがあると解説しました。
健康な住まいを必要としている人に、無垢材を使い安心して住んで欲しいと考えています。
注意点として、無垢材の魅力を下げないために手入れだけは気を付けて下さい。