【神戸】高断熱住宅に対応している工務店の見極め方

自分が求める性能

適度な性能があればいい場合は、どの工務店やハウスメーカーに依頼しても、十分満足できる性能の住宅を建築できます。しかし、省エネや快適さを追求したいなら、ハイレベルな高断熱住宅に対応している工務店やハウスメーカーに依頼しなければなりません。

工務店やハウスメーカーのサイトを確認する前に、まず自分が住宅に求める性能を明確にしましょう。

使用する断熱材

提供している高断熱住宅の断熱性能を知るためには、使用する断熱材を確認しましょう。断熱材には、繊維系断熱材のグラスウールやロックウール、発泡プラスチック系断熱材の高発泡ポリエチレンフォームや硬質ウレタンフォームなど、メリットやコストの異なる様々な種類があります。

また、断熱材を入れる際には、断熱材の材料費だけでなく施工費も必要です。自分の予算の範囲内でどの断熱材を使用できるのか、事前に確認しておきましょう。

実績

高断熱住宅の断熱性能は、実際に住宅を施工する職人の技術力も関係してきます。職人の知識や施工経験、精度によって断熱性能が左右されますので、高断熱住宅の施工実績もしっかりチェックしましょう。

UA値

UA値とは「外皮平均熱貫流率」のことで、住宅内部の熱損失の合計を、壁や窓などの外部に触れている外皮面積で割った数値です。UA値が低いほど断熱性能が高い住宅だといえます。ただし、UA値は仕様書をもとに計算した理論値ですので、実際に住宅の施工を行う職人の施工経験や精度によって、数値が異なる場合もあります。

C値

高断熱住宅は高気密住宅であることが多く、気密性能はC値で確認できます。C値とは「相当隙間面積」のことで、住宅内でどれだけ隙間が空いているのかを表しており、C値が低いほど気密性が高い住宅だといえます。

UA値とは異なりC値は実測値で、専門の気密測定試験機を用いて完成後に測定することが一般的です。

実測値であるC値は、施工の精度を判断できる貴重な基準ですので、高断熱住宅や高気密住宅の建築をお考えの方は、工務店やハウスメーカーのサイトで確認するか、担当者に質問してみるようにしましょう。

※WHALE HOUSEでは、C値の測定自体の目的を「検査」に位置づけ、改善できるよう工事中に行っております。工事完了後、C値の測定結果による追加工事や調査などを発生させないための、WHALE HOUSEのこだわりです。