戸建ての平均的な面積とは
フラット35利用者調査で見る戸建ての平均面積
まずは住宅金融支援機構が実施している住宅ローン、フラット35の利用者調査をもとに、戸建ての平均延床面積と坪数を種類ごとに見ていきましょう。
注文住宅の住宅面積は2014年以降、7年連続で縮小しています。
2020年の全国平均は124.4㎡(37.631坪)。平均面積が広い順に並べると、近畿圏が127.4㎡(38.5385坪)、東海圏が126.5㎡(38.26625坪)、首都圏が123.9㎡(37.47975坪)、中国・四国などその他の地域は123.4㎡(37.3285坪)となっています。
中古戸建の住宅面積は2019年以降、2年連続で拡大しています。
2020年の全国平均は113.2㎡(34.243坪)。平均面積が広い順に並べると、中国・四国などその他の地域が123.0㎡(37.2075坪)、東海圏が120.9㎡(36.57225坪)、近畿圏が111.8㎡(33.8195坪)、首都圏は104.3㎡(31.55075坪)となっています。
土地付き注文住宅の住宅面積は2018年以降、3年連続で縮小しています。
2020年の全国平均は111.1㎡(33.60775坪)。平均面積が広い順に並べると、東海圏が114.8㎡(34.727坪)、中国・四国などその他の地域が113.1㎡(34.21275坪)、近畿圏が111.2㎡(33.638坪)、首都圏は105.8㎡(32.0045坪)となっています。
建売住宅の住宅面積は2019年から2020年にかけて横ばいで推移しています。
2020年の全国平均は101.1㎡(30.58275坪)。平均面積が広い順に並べると、中国・四国などその他の地域が106.6㎡(32.2465坪)、東海圏が105.8㎡(32.0045坪)、近畿圏が102.9㎡(31.12725坪)、首都圏は97.1㎡(29.37275坪)となっています。
マンションの住宅面積は2015年以降、6年連続で縮小しています。
2020年の全国平均は68.2㎡(20.6305坪)。平均面積が広い順に並べると、中国・四国などその他の地域が73.9㎡(22.35475坪)、近畿圏が68.7㎡(20.78175坪)、東海圏が64.8㎡(19.602坪)、首都圏は61.7㎡(18.66425坪)となっています。
中古マンションの住宅面積は2019年以降、2年連続で拡大しています。
2020年の全国平均は67.9㎡(20.53975坪)。平均面積が広い順に並べると、東海圏が76.0㎡(22.99坪)、中国・四国などその他の地域が75.0㎡(22.6875坪)、近畿圏が72.0㎡(21.78坪)、首都圏は64.9㎡(19.63225坪)となっています。
※参照:住宅金融支援機構「2020年度・フラット35利用者調査」:https://www.jhf.go.jp/files/400357456.pdf
総務省の住宅・土地統計調査で見る戸建ての平均面積
次に、総務省の住宅・土地統計調査のデータをもとに、住宅面積の推移を一戸建て・共同住宅・総数の順で見ていきましょう。
専用住宅の建て方別規模の推移-全国(1993 年~2018 年)
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住宅の規模 | 1993年 | 1998年 | 2003年 | 2008年 | 2013年 | 2018年 | |
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一戸建て | 1住宅当たり延べ面積(㎡) | 118.74 | 122.2 | 126.37 | 127.21 | 128.63 | 126.63 |
1住宅当たり居住室数(室) | 6.08 | 6.08 | 6.08 | 6.01 | 5.96 | 5.77 | |
1住宅当たり居住室の畳数(畳) | 40.34 | 41.14 | 42.39 | 42.68 | 42.8 | 42.94 | |
1人当たり居住室の畳数(畳) | 11.6 | 12.52 | 13.59 | 14.33 | 15.08 | 15.76 | |
1室当たり人員(人) | 0.57 | 0.54 | 0.51 | 0.5 | 0.48 | 0.47 | |
共同住宅 | 1住宅当たり延べ面積(㎡) | 44.17 | 44.96 | 47.59 | 47.88 | 48.91 | 51.14 |
1住宅当たり居住室数(室) | 2.89 | 2.87 | 2.93 | 2.88 | 2.83 | 2.77 | |
1住宅当たり居住室の畳数(畳) | 17.44 | 18.12 | 19.14 | 19.38 | 19.97 | 20.71 | |
1人当たり居住室の畳数(畳) | 7.72 | 8.47 | 9.23 | 9.83 | 10.59 | 11.17 | |
1室当たり人員(人) | 0.78 | 0.74 | 0.71 | 0.69 | 0.67 | 0.67 | |
総数 | 1住宅当たり延べ面積(㎡) | 88.38 | 89.59 | 92.49 | 92.41 | 92.97 | 92.06 |
1住宅当たり居住室数(室) | 4.79 | 4.74 | 4.73 | 4.64 | 4.56 | 4.4 | |
1住宅当たり居住室の畳数(畳) | 30.96 | 31.37 | 32.36 | 32.43 | 32.55 | 32.74 | |
1人当たり居住室の畳数(畳) | 10.35 | 11.18 | 12.11 | 12.77 | 13.48 | 14.06 | |
1室当たり人員(人) | 0.62 | 0.59 | 0.56 | 0.55 | 0.53 | 0.53 |
1住宅当たりの延べ面積についての1993年以降の推移をみると、一戸建ては2013年までは増加が続いていましたが、2018年は126.63㎡と、2013年と比べて2.00㎡減となっています。一方で共同住宅は一貫して増加が続いており、2018年の全国平均は51.14㎡。総数で見ると、おおよそ増加傾向にあるといえるでしょう。
※参照:総務省「平成30年住宅・土地統計調査」:https://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2018/pdf/kihon_gaiyou.pdf
国土交通省の住宅経済関連データで見る戸建ての都道府県別の平均面積
最後に、都道府県別の1住宅あたりの延べ面積と坪数を、平均が広い順にランキング形式にまとめてみました。
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都道府県名 | 一住宅当たり延べ面積(㎡) | 一住宅当たり坪数(坪) | |
---|---|---|---|
1位 | 富山県 | 145.17 | 43.91392 |
2位 | 福井県 | 138.43 | 41.875075 |
3位 | 山形県 | 135.18 | 40.89195 |
4位 | 秋田県 | 131.93 | 39.908825 |
5位 | 新潟県 | 128.95 | 39.007375 |
6位 | 石川県 | 126.6 | 38.2965 |
7位 | 島根県 | 123.08 | 37.2317 |
8位 | 岐阜県 | 121.77 | 36.835425 |
9位 | 長野県 | 121.62 | 36.79005 |
10位 | 青森県 | 121.58 | 36.77795 |
11位 | 鳥取県 | 121.52 | 36.7598 |
12位 | 岩手県 | 119.9 | 36.26975 |
13位 | 滋賀県 | 115.49 | 34.935725 |
14位 | 福島県 | 112.65 | 34.076625 |
15位 | 佐賀県 | 112.48 | 34.0252 |
16位 | 山梨県 | 111.94 | 33.86185 |
17位 | 徳島県 | 111.05 | 33.592625 |
18位 | 奈良県 | 110.87 | 33.538175 |
19位 | 三重県 | 110.42 | 33.40205 |
20位 | 香川県 | 108.58 | 32.84545 |
21位 | 茨城県 | 107.79 | 32.606475 |
22位 | 群馬県 | 107.14 | 32.40985 |
23位 | 栃木県 | 106.54 | 32.22835 |
24位 | 和歌山県 | 105.72 | 31.9803 |
25位 | 岡山県 | 105.64 | 31.9561 |
26位 | 静岡県 | 103.15 | 31.202875 |
27位 | 山口県 | 102.3 | 30.94575 |
28位 | 愛媛県 | 99.95 | 30.234875 |
29位 | 熊本県 | 99.57 | 30.119925 |
30位 | 大分県 | 98.02 | 29.65105 |
31位 | 宮城県 | 97.24 | 29.4151 |
32位 | 長崎県 | 97.2 | 29.403 |
33位 | 高知県 | 95.32 | 28.8343 |
34位 | 愛知県 | 95.01 | 28.740525 |
35位 | 宮崎県 | 94.39 | 28.552975 |
36位 | 広島県 | 93.52 | 28.2898 |
37位 | 兵庫県 | 93.4 | 28.2535 |
38位 | 北海道 | 91.23 | 27.597075 |
39位 | 千葉県 | 89.74 | 27.14635 |
40位 | 鹿児島県 | 88.67 | 26.822675 |
41位 | 埼玉県 | 87.15 | 26.362875 |
42位 | 京都府 | 86.93 | 26.296325 |
43位 | 福岡県 | 84.66 | 25.60965 |
44位 | 神奈川県 | 78.24 | 23.6676 |
45位 | 大阪府 | 76.98 | 23.28645 |
46位 | 沖縄県 | 75.77 | 22.920425 |
47位 | 東京都 | 65.9 | 19.93475 |
一住宅当たり延べ面積が一番大きいのは富山県で、145.17㎡(43.913925坪)です。
最下位は東京都で、65.9㎡(19.93475坪)となっています。
※参照:国土交通省「令和3年度住宅経済関連データ」:https://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-jutaku-2_tk_000002.html
平均的な面積の戸建ての間取りは?
平均より小さい「30坪~34坪」の場合
30坪~34坪ほどですと、3LDKまたは4LDKの間取りが一般的です。
例えばLDKに17畳、夫婦の部屋に7畳、子供部屋に5畳(4LDKであればもう1部屋)、和室に5畳といった間取りがおすすめです。ライフスタイルにもよりますが、3~4人家族に適しています。
ほぼ平均!「38坪」の場合
38坪は戸建て住宅のほぼ平均的な面積です。
30坪~34坪の間取りに加えて、駐車場1台分のスペースを取ることもできるでしょう。
3~4人家族でお子様が成人しても、比較的余裕を持って過ごすことができる広さです。
平均より少し広い「40坪」の場合
40坪あれば、38坪に加えちょっとした庭と、2台分の駐車スペースを確保することができます。物置や収納スペースも5~6畳程度取ることが可能です。お子様が沢山いらっしゃる5~6人家族でも十分な広さがあります。
平均よりかなり広め!「45坪」の場合
45坪もあれば、両親と同居する2世帯住宅でも十分な広さです。
40坪のような間取りはもちろん、リビングやトイレを複数設けたり、テラスや多目的室を作る余裕もあるでしょう。両親2人、子供3人、祖父母2人の7人家族であっても、それぞれ個室を持つことができる広さです。
一戸建ての面積の単位と算出方法をおさらい
最後に、面積の単位と算出方法についてまとめておきます。
1坪=約3.30579平米(㎡)=約2畳
- 『延べ床面積』とは、各階の床面積の合計
- 床面積:壁や区画の中心線で囲まれた水平投影面積
- ただし、ロフト・吹き抜け・ベランダ・バルコニー・出窓・外部階段は含まれない
さまざまな角度でまとめた戸建ての平均面積。あなたの家族構成やライフスタイルに合わせつつ、マイホームの広さの参考にしてみて下さい。