神戸で注文住宅を建てたいけど、駐車場の広さをどうするか悩んでいませんか?
駐車場なんて車に合わせれば…と思うかもしれませんが、意外と考えるべきことは多くあります。
もしかしたら今の家と同じサイズでは足りないということもあるかもしれません。
修正が難しいものだからこそ、しっかりと考えて設計しましょう。
□自分の車の幅だけ考えていてはいけないワケ
駐車場の大きさは様々なことを考える必要があります。
駐車と乗り降りがスムーズにできる程度の広さを設定していたとしても、前の道が狭ければ何度も切り返しが必要になるかもしれません。
また車いすで車に乗る、あるいは大きな荷物を運びこみたい場合、自宅で洗車をしたい場合、自転車やバイクを置きたいといった場合もさらなるスペースが必要になるでしょう。
あるいはのちに新しい車を購入する可能性もあるかもしれません。
例えば共働きを始めて出勤用の車が二台必要になるといった具合です。
他にも、来客用のスペースを空けておくことも意識したいポイントです。
来客はあまりなさそうという場合でも、近くにコインパーキングなどの停める場所がなければ路上駐車をすることになります。
路上駐車は交通事故の原因になりますので、敷地内に来客用の駐車スペースを作るようにしましょう。
□駐車場の基本サイズとは
ここからは、車や状況ごとに基本とされる駐車場のサイズを解説します。
ここでは一般車の大きさを1.7m×4.5mとして考えています。
一般的なファミリーカーもギリギリ入るサイズです。
まず一般車の場合、直角駐車なら2.7m×5.5m以上、縦列駐車なら2.5m×7m以上が基準です。
この大きさ以上に設定していれば駐車できないということはありませんが、都市部の分譲住宅などで駐車場にゆとりを持たせたい場合は、50cm~1m程度は幅を広げておきましょう。
また軽自動車であれば、直角駐車なら2.3m×3.6m以上、縦列駐車なら2.1m×5.1m以上が基準です。
ただし、軽自動車一台しか車を持っていないからといって駐車場をこの大きさにしてしまうと、来客時や後に一般車を購入したときに困ることになります。
軽自動車を停めるためのスペースを作るなら、一般車を停めるスペースを作った上で別に設けるようにするのが無難です。
□まとめ
注文住宅を考える際の駐車場の大きさについて解説しました。
駐車場の大きさを考える際には、様々なシチュエーションを思い描くのが大切です。
駐車場の間取りは一度決めたら長く付き合わなければならないので、本記事を参考に、トラブルが起きないよう慎重に決めましょう。