皆さんは、注文住宅のローンが控除されることについてご存知ですか。
聞いたことはあっても、詳しい内容や条件を知らない方が多いのではないでしょうか。
この制度は、注文住宅を購入する上で重要な知識と言えます。
そこで今回は、注文住宅のローンの控除について神戸のハウスメーカーが詳しく解説します。
□ローン控除とは?
ますは、住宅ローン控除の概要についてご紹介します。
住宅ローン控除とは、新築を購入する際や、省エネやバリアフリーの改修工事を行う場合に、年末のローン残高に応じた金額が、所得税から差し引かれる制度です。
また、控除を受けるためには、いくつか条件があるため、ご自分の家族が条件に適しているのか確認しましょう。
このように、毎年受けられる住宅ローン控除は、家庭の経済的負担を減らせるため、とても魅力的ですよね。
□ローン控除の対象とは?
ローン控除を受けるためには、いくつかの条件を満たしている必要があります。
では、どのような場合が対象なのでしょうか。
*新築の場合について
新築の場合の条件は、5つあります。
1つ目は、新築を購入してから6か月以内に入居していることです。
2つ目は、住宅の50パーセント以上が自分の居住用であることです。
ローン控除を受けるためには、その住宅に家族が住んでいることの証明が必要になることを覚えておきましょう。
3つ目は、借り入れした合計金額が3000万円以下であることです。
4つ目は、ローンの返済期間が10年以上であることです。
5つ目は、住宅の床面積が、50平米以上であることです。
これについては、登記簿を必ず確認しましょう。
*中古の場合について
続いて、中古の住宅の場合をご紹介します。
中古住宅では、新築の条件に加えて以下の条件が必要です。
条件の1つとして、耐火建築物は、購入の時点で築年数が25年以内であることが必要です。
一方で、耐火建築物以外の住宅では、築年数が20年以内であることと、一定の耐震基準を満たしていることが必要です。
築年数に関しては、購入前に確認しましょう。
また、親族からの購入でないことと、贈与された住宅ではないことが必要です。
□まとめ
今回は、住宅ローン控除について解説しました。
住宅ローンについて、どのような場合が対象になるのか理解していただけたでしょうか。
ローン控除の対象になって、少しでも経済的負担を少なくしたいですよね。
対象の住宅にするために、事前にハウスメーカーや建築会社に相談してみましょう。